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今一押しの元町1番街の一品

今一押しの元町1番街の一品 最新記事
2012年05月02日

丸太や 創業50年以上の老舗呉服専門店の新作アイテム


待望の子供服に老舗呉服専門店がとうとう着手!
桜の季節が終わって、行楽シーズンを迎えますmituhana。暖かい陽気に神戸の街に包み込まれると、日中は暑いと感じる日も多くなって来ましたface02。今回ご紹介する老舗の逸品は神戸元町1番街の老舗呉服店である神戸・元町丸太やさんからのご紹介です。以前、ロングセラーを誇る藍染めのTシャツkirakiraをご紹介いたしましたが、今回は新作をリリースされたとのことface08


すでに店頭に展示されているので、ご存知かもしれません。なんと今回は待望の子供用のサイズまでリリースされ、親子のペアルックを実現しましたface08。以前ご紹介した藍染めのTシャツkirakiraとは正反対の温暖色がこれから訪れる初夏を期待させてくれます。


出来てからのお楽しみ奈良時代からの伝統技術の絞り染めの魅力を活かす
前回は日本の伝統技術である藍染めを利用されましたが、神戸・元町丸太やさんは今回も日本の伝統技術の一つである、絞り染めを利用して今回の作品を創りましたkirakira。今回はご要望の多かった子供用のサイズもリリースされましたkabinkusa


今回の作品は“絞りっ子”と命名されましたface03。今回ベースとなるTシャツも久米Tシャツで日本製ですkirakira。港町神戸の老舗ならではの高品質を実現されています。デザインはピアノの鍵盤をモチーフにされておられます。子供の身体に害がないことを大前提にベースとなるTシャツだけでなく、染料まで細心の配慮が施されていますicon06

絞り染めとは布の一部を縛るなどの方法で圧力をかけ、染料が染み込まないようにして模様を造り出す模様染めの技法の一つですface06。古くは法隆寺などに伝わっている布に絞り染めが施されているものが確認されており、日本国内には奈良時代から伝わっていると言われていますface08。室町時代から安土桃山時代には広く伝わりましたが、江戸時代になると、友禅の技術が生み出されると自由度が悠然と比較して劣ることと手間が掛かるから、絞り染めは衰退していきました。しかしながら絞り染めから生まれるその独特の風合いは今日でも多くの人を魅了していますface05。今日では、後継者などの問題も背景にあり、絞り染めの産地も非常に限られてきており、稀少な日本の伝統技術だと言えますface03
神戸・元町丸太やさんは絞り染めの反物を使った浴衣などを扱っておられましたが、日本の伝統技術の素晴らしさをより多くの方に知ってもらうために、作り手と話し合い、今回の作品を生み出しましたkirakira


ある程度のデザインは統一できても全てが一品モノであることの魅力


生地の一部を絞り上げて染める絞り染めkirakira。今回はTシャツの一部を絞り上げてピアノの鍵盤をモチーフにしたデザインを施しておりますが、実は一枚一枚出来あげるデザイン部分の模様は異なってきますicon27


ダイダイ柄の染色部分の拡大写真ですが、同じようなデザインでも染めの境目は一枚一枚異なっていますface08。手作業で一枚一枚できあがる作品はTシャツと言えども全てが完璧に統一するのは困難であると共に、一品モノであることが分かります。それが一番の魅力だと言えますkirakira。可能であるならば、是非店舗に足を運んで自分が一番フィーリングが合う逸品を見つけて欲しいと思いますface05


店舗情報
店名:神戸・元町丸太や
住所:神戸市中央区元町通1-7-2
電話:078-331-1031
FАX:078-331-1852
メール:marutayaアットtulip.sannet.ne.jp
ホームページ: http://www.marutaya.com/
営業時間:10:30~19:00
定休日:なし




編集後記
産業革命以降、モノ造りの現場にオートメーション化が普及して大量生産を可能にしました。大量生産は商品の販売価格を引き下げモノの普及に大きく貢献したのは事実です。今日では大抵のものが購入でき、安く購入することが可能となりました。おかげで私達の日々の暮らしは一昔前と比べると驚くほど便利になりました。ファーストフード店やコンビニエンスストアが出来て24時間買い物ができるようにもなりました。非常に便利な世の中になったと思います。しかし、その反面に便利になったからこその弊害も出てきましたface07。公害をはじめ食育問題などもここ近年浮上してきた弊害でしょう。
価格を引き下げるためには無駄を省き、品質もある程度のレベルで統一されてしまいます。私達の口に入れたり身につけたりするものであれば、人の身体は千差万別であり、それらが身体に合わないことも当然出てきます。手間をかけたり品質を向上させると、価格は当然上がってきますが、皮肉にも同時にそれらは今日の弊害をクリアすることが出来ます。
今回ご紹介したTシャツも贅沢品と目に映るかもしれませんが、日本の伝統技術を硬くなに守り続ける作り手と神戸の地で半世紀以上に渡って消費者を見守って来た店舗とのコラボレーションで生まれた逸品です。着用される方が、肌荒れなどが起こさないよう、長く使えるように配慮されています。それが子供であれば尚更細心の注意を注ぎたいところです。作り手と売り手の情熱・想いが詰まった一枚。是非手にとってご確認頂きたいと思いますkirakira


Posted by 元町1番街スタッフ at 10:16 呉服コメント(0)
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